【ネタバレ注意】中二病でも恋がしたい!第二話いまさら感想【混沌なるカオスへようこそ】
ネタバレあり!
執筆者は2週目なので、1期最終話まで観ていない方はブラウザバック推奨です…!
第二話は、前回から1週間ほどが経過した日の出来事です
この時期から六花はロープを伝って富樫の部屋に普通に出入りしているっぽいです
ロープを伝って部屋に侵入、寝ている富樫に霧吹きをかけて襲い、拾ってきた猫を連れ込んできて代わりに飼ってほしいと、もうすっかり富樫になついています
第二話は拾い猫こときめらが話を動かします
また、第二話を振り返ると「猫」という単語が頻繁に現れることに気付きます
・猫を被る丹生谷森夏
一色の推薦でクラス委員になってしまった富樫だったが、相方は富樫が密かに想いを寄せる丹生谷!
なんだかんだ順風満帆な高校生活を送る富樫くん
当の一色は「かわい子ちゃんグランプリ」を男子たちの間で主催し、クラスで暗躍。なんだか不穏ですねぇ
クラス委員として理科室の用具の確認をこなす中、富樫は丹生谷から漂う匂いをかいで
この香り…アジアンスかペタルサスーンか?
と心の中で言っていましたが、
アジアンスはおそらくアジエンス→花王が発売しているシャンプーなどのヘアケア用品のブランド
ペタルサスーン→ヴィダルサスーン→これもシャンプーなどのヘアケア用品ブランド
…
いやなんでそんなに詳しいの!?
怖っ!
声を大にして言いたい。六花ちゃん逃げて超逃げて!
女の子の髪の匂いは素敵だけれども!使用シャンプーの種類を特定してんじゃないよ!怖いぞ富樫!
い、いや、富樫くんには年頃の妹いるし、お母さんもまだ若そうだから、自然とそういう情報に触れるんだよね…
中二病の頃にシャンプーの匂いを嗅ぎ分ける訓練でもしていたのでしょうか
可愛い子が使ってるシャンプーの種類を言い当ててドヤ顔してるダークフレイムマスターの姿が目に浮かぶ…
富樫の隠れた異常性に戦慄しつつ観進めます
丹生谷は、富樫に対して猫被りまくりです
この頃はまだ富樫の高校デビューはバレてないし、普通にイケてる奴に見えていたんでしょう
また、クラス委員の男子と付き合うというありがちな青春っぽいストーリーをなぞるために、ワンチャン富樫をターゲットにしていたのかもしれません
しっかし丹生谷猫被ってんなぁ…
そんでちょっとフラグが立ちそうになっていると、理科室に隠れていた六花が見つかってフラグをへし折ります
中二病、理科室といえば、毒物くんコピペが元ネタで間違いないでしょう笑
フラグといえば、作品の序盤、富樫は丹生谷とイチャイチャする夢を見ていました。けしからん
その夢を覚ましたのは六花です
まぁあんまり深い意味はないんでしょうが、妄想を膨らませてみるとかなり萌えます
・猫を探す五月七日くみん先輩
富樫からきめらの話を聞いた丹生谷は猫を探しているくみん先輩を紹介します
OPで枕持って踊ってる人だ!と初見でテンション上がったシーンです
くみん先輩が探している猫の名前が「どどめん」なんですが、どどめんとはなんぞやと
真っ先に連想するのは「どどめ色」ですが
どどめ色(ドドメ色、土留色)とは、その名前は知られているが正確な定義のない色。方言では桑の実、また青ざめた唇の色や、打撲などによる青アザの表現に用いられ、赤紫から青紫、黒紫を指す[1]。英語では桑の実の色(マルベリーパープル)はラベンダー色に似た色を指す。
引用元:どどめ色 - Wikipedia
どどめんの体毛は灰色と作中で言及されているので違いそうです
「どどめん」で検索してみたら「どど面」でヒット
醜女の不細工な面を指す語。梅図かずおの漫画「まことちゃん」における登場人物を元ネタとする表現。
これも流石にありえない…ファッ!?
どどめんちゃんメスなん!?
い、いやいやいや…くみん先輩がそんな名前を付けるわけがない…
でも、どどめんちゃん家から逃げ出して1週間帰ってきてないらしいし、何か家に帰りたくない理由が…いや、これ以上はやめておきましょう
とにかく、きめらを保護している六花の家に行くことになった富樫たち
・猫を匿った六花の部屋
六花の家のドアには電卓が貼り付いており、ドアを開ける前にはこれを使って魔力コードを解除しないといけないらしいです
発想は好き
というか実は中二病の頃真似してました
自分の部屋の内側のドアに(外側に貼る勇気はなかった)
部屋に案内された富樫たちは、中二くさい掛け時計、何かを測定しているメーター、意味不明な置物たちが並ぶ部屋に圧倒されます
ここで六花の名台詞が飛び出します
六花「フッフフフ…
Welcome to Darkside
混沌なるカオスへようこそ」
ふふふ
Welcome to Undergroundコピペを彷彿とさせますねぇ
六花の部屋を見た富樫が目を惹かれたのは壁に飾られたモーゼルM712
おもちゃの銃です
中二心を抑えきれなくなった富樫は、それを手に取り子供のようにはしゃぎます
やはり中二病を捨てきれない富樫くん
ふと我に返りくみん先輩に見られていることを思い出して必死に言い訳(?)しますが、
「富樫くん、そういうの好きなんだねぇ〜」
と、優しく微笑まれ撃沈
すると、突然六花の部屋のドアが開く!
「…誰の猫だ?」
十花さんが現れた!
・猫アレルギーの十花さん
十花さん好き
高校生の頃に書いた自作小説()に十花さんをモデルにしたキャラクターを登場させたほど好きでした
六花の中二病に冷ややかな視線を浴びせながらも、どこか大人っぽくないというか、年長者ムーブを見せつつ、富樫をからかって面白がっている印象があります
そこがいい!たまらなくいいッ!
クールな言動とたまに見せるSっぽさが刺さるッ!
十花さんが富樫に接触した理由は猫アレルギーの自分に代わって猫をどこかに追い出すこと
なんで俺が?と依頼を渋る富樫に、十花さんはボイスレコーダーを机に置く
「このボイスレコーダーに入っているのは、2年前、団地のベランダで録音されたものだ」
引用元:http://www.anime-chu-2.com/tv/special/twitter_icon/25.jpg
十花さんの画像あんまりなくて寂しい
そこから流れ出るダークフレイムマスターの勇ましい声
富樫の黒歴史は十花さんによって保存されていたのです
悶える富樫にレコーダーの音量を最大にして黒歴史を突きつける十花さん
力尽きて倒れ込む富樫に一言
「私の趣味はおもしろ動画サイトに投稿することだ。…頼むぞ」
大人げない!好き!おれも十花さんにいじめられたい!
そんな声が方々から聞こえてくるようですが、
ここで疑問に思うべきなのが、なぜ十花さんはこれを録音しようと思ったのか…ということ
本当におもしろ動画を投稿するのが趣味なら、こんな上物のネタ2年も遊ばせずにさっさと投稿してるでしょうし…
まさか、十花さんはいずれこうなることを見越して、脅迫材料のために録音していたとでもいうのでしょうか
六花の中二病を発現させた男として前々からマークされていたのでしょうか。妄想が捗ります
この後、富樫は隙を突いてボイスレコーダーを盗み逃走、六花と合流したところを十花さんに見つかってしまいます
そこで一戦まみえるわけです
2話の一番の見せ場は戦闘シーンですね!
もはや別アニメ
出でよ!シュバルツゼクス ・プロトタイプMk-2!
爆ぜろリアル!
弾けろシナプス!
Vanishment this world!
この詠唱本当に好き
リアルで何度唱えたことだろうか
血の盟約に従い、我、汝を召喚するーーKönigin der Nacht
血の盟約に従うやつ真似してみたけど、普通の人は親指の腹を噛み切って血を出すなんてことできません
もっとも血が出てるのは六花の妄想の中で、実際は噛み切った真似かもしれませんが
バトルが本当にカッコいい
中二病が思う「カッコよさ」をかき集めて凝縮したような、ド派手な妄想バトル!
ダークマターブレイズ語呂が良くて好き
六花は大技を連発し、若干押しているように見えましたが、十花さんには敵わず敗北、富樫はレコーダー盗みの罰をおでこに受けます
おでこ…
でこちゃん…!
???「DEATH!」
・お父さん
「ーーときに、勇太の父上は」
出会ってから1週間が経ち、自分の代わりに猫を飼ってほしいとせがむほど打ち明けた関係にある中、遠慮がちに質問した六花
視聴者の疑問を代弁しただけの質問にも見えますが、このときの六花の気持ちを考えると…ウッ…
でも大丈夫、富樫父は単身赴任でジャカルタにいるそうです
六花の複雑な心象に気づかない富樫は、ジャカルタはじゃがいもの語源だぞなどとしょうもない豆知識を披露します
初見では大した場面じゃないと思って見返すまで忘れていましたが、今となっては六花のしおらしい声に深い意味を感じずにはいられません
第二話終了!
「お父さん」の話題はこんな序盤でさらっと触れられていたんですね
小ネタ
夢葉の通う幼稚園はたんぽぽ幼稚園
富樫の前の席の女子は枚方(ひらかた)さんで、図書委員所属
どどめんにはペルシャ猫の血が混じっている
魔力解除コードは851÷1646CA
十花さんの飲むビールの銘柄は「The TRIAIRS BEER」、とりあえずビール?
富樫家は団地の2階、小鳥遊家は3階
きめらと話すと富樫の一人称は「僕」になる
世界の果てはすなわちここ
だって地球はまあるいんだもん!
次は第三話だ!
つづく